銀行系と銀行カードローンの違いとは
インターネットのサイトを見てもらうと、確認して頂くことも出来るのですが、カードローンのサービスを行っている業者には、銀行系カードローンと書かれているところと、銀行カードローンと書かれているところがあるのです。系という言葉がついているだけなので、同じ意味だと思いがちですが、違いがきちんとありますので、ご説明をしておきます。
銀行系と銀行カードローン具体的には何が違うのか?
銀行系カードローンと銀行カードローンの違いを簡単に説明をします。銀行系カードローンは銀行が経営に掛かる資金全てを出資し、運営自体は消費者金融の会社が行っています。それに対して銀行カードローンは銀行自体が直接運営を行い、直接利用者の方に融資を行っているのです。どちらも銀行が絡んでいるので、それ程違いがないように思われるかもしれませんが、借入審査の基準や金利などが変わってくるので気をつけて下さい。
総量規制の対象か否か
銀行系カードローンと銀行カードローンの最大の違いと言われていることは、総量規制の対象になるかならないかということです。銀行系カードローンは銀行が出資をしていますが、運営自体を消費者金融が行っていますので、総量規制の対象になってしまいます。
しかし銀行カードローンは、銀行が運営を行っているので、総量規制の対象にはならないのです。2010年6月の総量規制の施行以降は、総量規制の対象になられる方が多くなってきており、銀行カードローンの人気が高まってきているのです。銀行カードローンには総量規制が対象外ということ以外にも、たくさんのメリットがあります。銀行から直接融資を受けるので、年の金利が消費者金融よりも低いのです。金利が低いので、複数のローンを銀行カードローンにまとめてしまわれる方もおられます。
銀行カードローンのデメリット
このようなメリットを見ますと、銀行系カードローンよりも銀行カードローンの方が良いのではと思われるかと思います。しかし銀行カードローンには、少なからずデメリットもあるのです。銀行カードローンの大きなデメリットは、借入の審査がとても厳しいということです。
また、即日審査の結果が出ないというデメリットもあります(現在では即日対応の銀行カードローンもあります)。カードローンの契約に関しでも、さまざまな個人情報の書類が必要になってきますので、時間と手間が掛かるのです。また、銀行カードローンには借入の制限が設定されています。
年収によって借入限度額が変わってくるのですが、年収以上の借入の申し込みは拒否をされることが多いようです。審査を通り、借入のサービスを受けることが出来でも、返済金を滞納してしまったり、トラブルを起こしてしまうと、法的措置によって回収をされてしまいます。カードローンには、それぞれのメリット・デメリットがありますので、自分に合ったものを選び、融資を受けるようにして下さい。