銀行系カードローンは総量規制対象になる
「総量規制」というのは「年収の3分の1までしか借り入れすることができない」という法律です。この総量規制が適用されるのが消費者金融から借り入れすることができるカードローンとなります。では、銀行系カードローンの場合は総量規制は適用されるのでしょうか。
例えばアコムを例にとってみましょう。アコムは銀行系カードローンとして多くの方から高い支持を受けている人気のあるカードローンサービスを提供しています。三菱東京UFJフィナンシャルグループの一員としてカードローンサービスを行っているため「銀行系カードローン」だと呼ばれています。しかし、アコムはバックに銀行がついているものの、サービス自体は消費者金融であるアコムが行っているため総量規制の対象となってしまいます。つまり、アコムから借り入れをする場合は年収の3分の1が上限となってくるというわけですね。
銀行カードローンは総量規制外
ではどのようなところなら総量規制が適用されないのかというと、銀行系カードローンではなく銀行が直接行っているローンやカードローンなどの場合は総量規制適用外となります。例えば、住宅ローンや自動車ローンなどに総量規制が適用されてしまうと年収の3分の1までしか借り入れすることができないということになるためとてもじゃありませんが家や自動車を購入するのは難しくなってしまいますよね。
総量規制が適用されている銀行系カードローンを利用する場合、他のカードローンから借り入れしている金額も併せて年収の3分の1以下に借入金額を抑える必要があります。ただし、住宅ローン、自動車ローン、銀行のカードローンなどは含まれません。