銀行系カードローンに限らずカードローン審査には居住状況が影響する
カードローンの審査では、居住状況(持ち家か賃貸か)はどの程度影響するのでしょうか。実際の審査においては、これまでの借り入れの返済状況などに加えて居住状況についても重視されるようです。
- これは持ち家なのか賃貸なのか
- どの程度の居住年数なのか
- 家族などと同居しているのかどうか
などによっても評価が変わることになるようです。
審査における評価点数が高ければそれだけ大きな融資額を期待することができるのですが、評価点数が低すぎる場合には融資を受けることは難しくなってしまいます。
持ち家と賃貸ではどちらが有利になるのでしょうか?
これは皆さんの予想どうり持ち家が有利になります。自宅を購入することができるということはそれだけの収入があるということになりますし、また自宅があれば借金を踏み倒して夜逃げをしてしまう可能性は低いと考えることができるからです。
自分名義の持ち家であれば審査で高い評価を得ることができますが、家族名義の家に住んでいるという場合であっても同様に高い評価を期待することができるようです。
ただし審査の際に嘘を申告することはやめましょう。不動産の名義については登記の際に国に届け出ることが義務付けられていますので、嘘を申告しても登記簿を確認すればすぐにバレてしまうのです。
以上のように持ち家である方が審査の際には有利なのですが、賃貸であっても審査に通過することは十分に可能です。
賃貸の場合にはどのように審査が行われるのでしょうか?
賃貸の場合には主に3つのポイントについて審査が行われることになります。まずは借りている不動産の場所、次に居住年数、最後に同居者の有無です。→既婚と未婚で審査結果は変わる?
例えば国や地方公共団体などの官舎に住んでいる場合には評価は高くなります。公務員であれば倒産などの心配はありませんし、身分のしっかりした信頼できる人だと判断されるのです。
また大きな会社の社宅などに住んでいる場合にも同様です。いずれについても夜逃げなどをしてしまう可能性は低く、また連絡が取れなくなってもその後の引越し先が確認しやすいため評価は高くなるのです。
居住年数や同居者の有無などの条件に関わらず、官舎や社宅に住んでいる人は高い評価を得ることができます。
次にマンションに住んでいる場合についてなのですが、マンションの場合にも比較的高い評価を得ることができます。
居住年数が3年以上であれば持ち家の人と同程度に評価されるようですし、また1年以上であってもある程度の評価を得ることができます。ただし住み始めてから数ヶ月などという場合や、1人暮らしをしているという場合などには評価は若干低めになります。
アパートについては基本的にはマンションと同じなのですが、やはりマンションと比べると評価は若干低めになるようです。
また公営住宅については評価が厳しいようです。一見すると家賃が安いため余裕があるように感じられるのですが、実際には返済が滞ってしまうケースが多めであるため評価が厳しくなるのです。
最後に最も評価が低いのは下宿です。下宿の場合には他の条件などが良くても審査に落ちてしまう場合があるようです。
審査と居住状況に関するまとめ
居住状況が低いからといって必ずしも審査に通らないというわけではありません。
審査についてはあくまでも総合的に判断されることになります。ただし居住状況の評価が高い場合には比較的高額の融資を期待できるようです。